●FTP専用ソフトの使い方(2)

ディスクトップ上に「ffftp-1.97a.exe」等の名前のファイルが表示されたでしょうか? このアイコンをダブルクリックすると、インストール・ウィザードが立ち上がります。(FFFTPをインストールします。という小窓で、下に「次へ」なんていうボタンがある窓です)
ffftpのインストール窓の画像
 
あとは、指示される流れに従って作業すれば、「FFFTP」がお使いのパソコンの中に、無事にインストールされると思います。(もし不明点があれば、私に直接メールください(^^))
 
次は、ご自分がHP等のデータを載せる為に借りたサーバーへ接続する為に必要な設定方法をお話しします。これが一番重要な作業だと思います。ここさえ、理解できれば、「FFFTP」が何をするソフトなのかが理解出来ると思います。
 
まず、ご自分のサーバー情報を設定します。
左上の「接続」から「ホストの設定」を選択します。「ホスト一覧」という小窓が開いたと思います。インストール直後ですと、「ホスト一覧」には、何も登録されていない状態です。当たり前ですね。
 
次に、右側の一番上、「新規ホスト」をクリック。
 
「ホストの設定」の小窓が開きます。ここが一番カナメの設定です。(笑)
ただ、必須の入力個所は、以下の4つだけですので、落ち着いて、ミススペル無く入力します。注意点は、使う文字は、全て半角の英数字と記号のみとなります。
 
☆全角(日本語)の入力はエラーです!!
 
ffftpの「ホストの設定」窓の画像
 
●ホストの設定名(T)
必須です!!
ここには、何でもいいですから、ご自分が区別出来る文字列を入力してください。
(例) ABCD.COMとか、アイルのサーバーとか、俺がメインに使うサーバーだ!、とか・・・
 
●ホスト(アドレス)(N)
必須です!!
だいたいの方が、レンタルサーバーとの契約だと思います。専用サーバーを借りたり、ご自分でサーバーを立ち上げたりする上級者の方は、ハナから、私のこの解説は必要ないと思いますので。(笑)
 
契約されたサーバー会社から届いた設定情報が書かれたメールを一読してみてください。 必ず、契約サーバーのFTPサーバー名か、FTPサーバーIPアドレスが書かれていると思います。それを入力してください。
(例) ftp.abcd.comとか、123.221.88.91とか・・・
 
●ユーザ名(U)
必須です!!
契約されたサーバー会社から届いた設定情報には、アカウント名とか、FTPサーバアカウントとかの表現もあります。この文字列を入力してください。最近は、メールアドレスを、ユーザ名として使うサーバーも多いいです。
(例) admin@abcd.comとか、tanaka88とか・・・
 
●パスワード/パスフレーズ(P)
必須です!!
これも、契約されたサーバー会社から届いた設定情報をご覧ください。FTPサーバ・パスワードとか書いてあると思います。この文字列をそのまま入力します。ここが一番間違う個所ですので、出来れば、コピペするのがいいと思います。
(例) Xdv8Kjshとか、Jsw3e234とか、複雑な文字列になっていると思います。必ず半角文字で。
 
ちなみに、「anonymous」とは、アノニマスと発音します。これは、匿名という意味ですが、匿名で誰でも入れるFTP領域を作る事を意味します。ここにはチェックを入れないでください。
 
上記の4ヶ所の入力が済みましたら、ほとんど完了です。
 
ただ、あと一箇所、環境によって、もしかして必要な設定があります。
「拡張」タブの設定の、左上から2番目に入っているものです。
 
ffftpの「拡張タブ」窓の画像
 
●PASVモードを使う(V)
PASVとは、「パッシブモード」の略称です。
パッシブモードって何? これは、あなたのパソコンが、あなたのパソコンを外敵から守る為に設置された、ファイアウォールの内側にある場合。な〜んか難しいですが・・・(^^)
 
会社のLANを使っていたり、ご自宅でも、ファイアウォール(防火壁みたいなもの?)が設定されたルーターを使用している環境などに、必要となる設定です。
 
FFFTPをインストールした初期設定では、この「PASVモードを使う(V)」にチェックが入っていると思います。とりあえず、このまま、チェックが入ったまま、接続してみましょう。で、もし、接続が上手くいかなかったら、あ、そうた! と思い出して頂いて、この「PASVモードを使う(V)」のチェックを外してみてください。上手く接続できる時が結構あります。
 
※次回は、この「FFFTP」を使ってのファイル送受の実際。

 
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