あなたは、サイトの管理や運営をされていますか?
ご自身が運営されているサイトとか、勤務されている会社のサイトとか。
最近、何となく、アクセス数が減少している感じがするのよね〜。
アクセス解析ソフトのデータからも、
明らかに、ユニークアクセスが減っている?
こんな経験はありますか?
このまま放置しといたら、かなりヤバそう。
早急に何かアクションを起こさないと、上司から怒られそうだ。
つうか、売上げが減少する予感が・・・
ですよね。
最近のHPは、販売、プロモーション、マーケティングのカナメですものね。
ネットの時代、HPが担う役割はどんどん拡大しています。
こんな状況の中、サイト管理者の本音は、
希望するキーワードで、出来るだけグーグルやヤフーの検索結果の上位に、
自社のHPを表示したい。と思っているはず。
でもね、検索結果の順位は、日々変化するし、順位はあくまで相対的なもの。
誰かが上がれば、誰かが下がる。
みんなが一緒に、1位なんて事はありえない。
例えばですが・・・。良く例に出るキーワード「ダイエット」。
ダイエットのサプリメントのメーカーや、販売サイトが、
何とかして、「ダイエット」というキーワードで、
YahooやGoogleの検索結果ページの上位を狙おうと試みる。
これって、10年前ならともかく、今の時代、かなり無謀、至難の技です。
何故なら、「ダイエット」というキーワードが、ビックキーワードと呼ばれる、
競争が著しく激しいキーワードに、今やなっているからです。
となると、ダイエット関連サイト、メーカーや販売店の
実際のキーワード戦略はどうすればいいのか?
「ダイエット」だけでは上位表示が無理そうなので、
「ダイエット サプリメント」等、複合キーワードを狙うことになる。
(複合キーワードとは、2つ以上のキーワードを抱き合わせて検索に用いる事)
キーワードをもう一つ付け加える事で、ターゲットを絞り、
ビックキーワードの激戦地帯を出来るだけ回避する作戦に出るのです。
しかし、現実は「ダイエット サプリメント」でも、
まだまだ沢山の競合サイトがあり、上位表示は難しいでしょう。
狙いたい主のキーワードが、ビックキーワードになればなる程、
複合キーワードの数を増やす戦術をとる事になります。
複合キーワードをもう一つ増やして、
メーカーなら、「ダイエット サプリメント 安全」とか、
販売店なら、「ダイエット サプリメント 通販」とか。
このように、複数のキーワードを束ねて、検索者を絞りこんで、
競争を回避して、自分のサイトの上位表示を目指す訳です。
しかし、ここに矛盾というか、ある対比する現象があります。
この複合キーワード、数を増やせば増やすほど、ターゲットは絞れますが、
現実の総検索数(検索ボリューム)が減ってくる。
「検索ボリューム」とは、グーグル等の検索エンジンで、
現実に、どの位、月間に検索されているかの数字です。
ちなみにキーワード「ダイエット」単体では、グーグルで
月間に「450,000」の検索数があるのですが、
「ダイエット サプリメント 通販」では、月間「90」しかないのです。
(グーグル・アドワーズ・キーワードプランナー調べ)
簡単に言うと、「ダイエット」というキーワードで検索する人は、
月間に45万人もいるのに、「ダイエット サプリメント 通販」と
検索する人は、月間に90人しかいない。
※注意
グーグルで、検索ボリュームを調べる方法ですが、
グーグルのアカウントを持ってなければ、グーグルキーワードツール。
アカウントを持っていれば、グーグル・アドワーズの中の
「キーワード プランナー」で調べる事ができます。
(ただ、両方の数字がかなり違う場合があるので、あくまでも目安で)
45万人 対 90人。この差はもう歴然ですよね〜。
いくら競争が少ないキーワードを選んでも、
絶対的な検索数が少なければ、結果、物は売れません。
そこで、皆さんサイト運営のプロは、どうしてるのか?
競争激化のビックキーワードは避けて通りますが、
検索者数(検索ボリューム)がある程度多い複合キーワードを狙います。
具体的な手順としては・・・・
以下のような、関連語を探せるサイトで、
自分の運営するサイトの主なキーワードを入力して、
複合キーワードとして使えるような関連語とのセットを探します。
※関連検索ワードサーチUnitSearch
※関連キーワード取得ツール
そして、実際に検索をしてみて、競争サイトもそんなに多くなく、
しかも検索ボリュームもそこそこある複合キーワードを見つけるのです。
実例としては、
上の「関連検索ワードサーチUnitSearch」に「ダイエット」と入力して
「ダイエット」の関連ワードを探すと、
上の方に「ダイエット方法 運動」という複合キーワードの候補が出てきます。
実際に「ダイエット方法 運動」とヤフーで検索してみると、
販売店等のライバルサイトは多いみたいですが、
総検索ページ数が左上に「約1,080,000件」と表示されています。
グーグルで、「ダイエット方法 運動」の検索ボリュームを調べます。
月間で400回程の検索数があるみたいです。
ライバルサイトとの競合性は少し高そうな複合キーワードですが、
総検索ページが「約1,080,000件」、月間で400回程の検索ボリュームは
逆に少ない数字でしょうか。
でも、最初はこの辺の複合キーワードを狙ったサイト作りでもいいと思います。
ご自分のサイトに合った「キーワード」を発掘する。
逆に、競争も少なく人気の「キーワード」を見つけたら、
その「キーワード」に合わせたサイト作りをする。
最近は、SNS経由のアクセスを期待する動きもありますが、
まだまだ、検索エンジンはネット界に君臨しています。
まずは、サイトの「キーワード」について考えてみるのもいいかもです。
▼▼▼
キーワードの発掘作業ですが。
最初は、自分自身で時間をかけて思考した方がいいと思っています。
ただ、上記の全ての作業を、効率良くやってくれるソフトがあったりします。
あなたのサイトに適合したキーワードを自動で収集・発掘してくれます。
使用感は、うそ〜! ホントかよ〜。っう感じですよ(笑)
●オイシイお宝キーワード自動発掘ツール「Brownie(ブラウニー)」
(2013/06/29記)
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