今回の内容は、初心者向けではないかもしれません。
ネットを使うほとんどの人は、プログラミングなんてしないと思うし。
「変数を使い倒す」為の基本です。
●まずは変数とは何か?
Perlに限らず、プログラミング言語が扱う変数には、以下の三種類があります。
※ $aaa スカラー(Scalar)と呼ばれています。
※ @aaa リスト(List)と呼ばれています。
※ %aaa ハッシュ(Hush)と呼ばれています。
●スカラーとはどんな変数?
この世で一番単純な変数です。
頭に「$」印が付きます。これが、スカラーと呼ばれる変数です。
$aaa = '焼肉';
この意味は、変数aaaに「焼肉」という言葉を代入する。という意味です。
ですので、
print $aaa; としてやると、ブラウザ上には、「焼肉」と表示されます。
スカラーという変数は単純な変数なんです。
一つの文章や数字しか格納(代入)する事ができません。
●リストとはどんな変数?
リストはもう少し複雑です。
頭に「@」印が付くのが、リストと呼ばれる変数です。
一つの変数に、複数の文章を格納することが出来ます。
@aaa = ('焼肉','カレー','寿司');
print @aaa; としてやると、
ブラウザ上には、「焼肉カレー寿司」と連続して表示されます。
print $aaa[1]; としてやると、
ブラウザ上には、「カレー」と表示されます。
[1]の意味は、何番目に格納された、という意味です。
でも「カレー」という文字は、2番目に格納されている筈なのに
どうして [1] なのかというと、0番目から数えるからです。
@aaa[1] ではなく、どうして、$aaa[1] かというと、
これは、お約束事として覚えてしまってください。
リストの中の一つの要素を表示する時は、「@」ではなく
「$」(前述のスカラー)を使う決まりなんです。
●ハッシュとはどんな変数?
だんだと複雑になっていきます。
頭に「%」印が付くのが、ハッシュと呼ばれる変数です。
一つの変数に、複数の「組みの文章」を代入することが出来ます。
組みの文章なんていうと、分かりづらいですが。
%aaa = (
'私は' => '焼肉が好き',
'彼は' => 'カレーが好き',
'彼女は' => '寿司が好き',
);
print $aaa{'彼女は'}; としてやると、
ブラウザ上には、「寿司が好き」と表示されます。
print $aaa{'私は'}; の場合は、
ブラウザ上には、「焼肉が好き」と表示されます。
組み文章の左側を指定してやると、右側が表示されるのです。
前述のリストでは、[]カッコを使いましたが、
ハッシュでは、{}カッコを使います。これがキモです。
左側をキー(key)、右側をキーに対する値(Value)と言います。
●変数の応用 その1
この3種類の変数の性格さえ覚えてしまえば、あとは楽勝なんです。
どんどんプログラミングが楽しくなっていく筈です。
こんな事も出来ます。
リストの要素にリストを入れてしまいます。
@aaa = ('焼肉','カレー','寿司');
@bbb = ('私は','彼は','彼女は');
@ccc = (\@aaa,\@bbb);
リストの要素にリストを入れる時は、それぞれの要素の頭に
「\」印をつけます。これもキモです。(これを、リファレンスと言います)
変数を扱う時には、文章の左右を挟む「''」(コーテーション)は要りません。
ちょっと複雑ですが、
print ${$ccc[0]}[1]; としてやると、
ブラウザ上には、「カレー」と表示されます。
print ${$ccc[1]}[2]; としてやると、
ブラウザ上には、「彼女は」と表示されます。
$ddd = "${$ccc[1]}[2] ${$ccc[0]}[1] が好きです";
print $ddd; としてやると、
ブラウザ上には、「彼女は カレー が好きです」と表示されます。
●変数の応用 その2
今度は、ハッシュを使っての応用です。
右側の文章(Value)の数を増やします。
%eee = (
'1' => ['私は','焼肉が好き'],
'2' => ['彼は','カレーが好き'],
);
print ${$eee{'1'}}[0]; としてやると、
ブラウザ上には、「私は」と表示されます。
print ${$eee{'2'}}[1]; としてやると、
ブラウザ上には、「カレーが好き」と表示されます。
$fff = "${$eee{'1'}}[0] ${$eee{'2'}}[1] です";
print $fff; としてやると、
ブラウザ上には、「私は カレーが好き です」と表示されます。
上記が基本です。
この基本が理解出来ただけで、あなたは既に、
3つの変数を多構造で管理出来る達人、に変身してしまいます。
是非、この機会に、変数を使い倒してください。
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