SEOという徒労の戦い(4)～【超初心者】からのインターネット講座

●SEOという徒労の戦い(4)

前回「SEOという徒労の戦い(3)」の続きです。
http://www.tsunetoshi-tanaka.com/20101215.html

● CSSレイアウトか、テーブルレイアウトか

最近のＨＰの制作は、CSSで作る、が基本になってきました。

CSSの利点は、CSS設定ファイルを別に持つ事で
ページ内のソースをスッキリ明白にする事が出来る、点だと思います。

ソース的には、CSSを使う事によって、どこに何が書いてあるのか、が
人間の目にとって、一目瞭然になる訳ですから、
検索クロボットの目にも同じ様に、シンプルに写ります。

あとは、CSSの設定を変えるだけで、文字の大小や色、レイアウトが
一瞬にして変わりますから、後々の管理が、ラクといえばラクでしょうか。

じゃあ、CSSを使った方が、従来のタグを直接書くようなHTMLよりも
SEOに関しては、断然有利なのか？

そんな事でもありません。

もしそうだとしたら、グーグルの検索結果の上位は、全て
CSSで制作されたHPがズラっと並んでしまう事になります。

問題は、CSSレイアウトなのか、テーブルレイアウトなのか・・・・
ではなく、

そのページに書いてある文章の内容が、一番大切で、
しかも、それがロボットにキチンと伝わるように記述されている、点です。

大事な事が書いてある本文に行き着く前段階の、やタグの中に、
数100行に渡るようなJAVAスクリプトが書いてあったり、

テーブルの中にまたテーブルが入る、幾重にもなるテーブルの入れ子状態で
本文が異常に見えにくくなっている、探し辛くなっている・・・・
といったような、複雑なソースにしない事が大事です。

要するに、グーグルの検索ロボットに訪れて頂いた時、
ロボット君に解り易いように、シンプルで明白なソースを持つHTMLでありましょう。

まあ、そういう意味では、CSSレイアウトに軍配が上がるのかもしれませんが
CSSで作ると、な～んかみんな同じ？レイアウト配置のようになって
デザインに個性が失われる傾向に、若干なったりもしますよね。

● 外部への発リンク

内部へのリンクではありません。外部へのリンクです。

ちなみに、内部とは、あなたのHPが置かれている、
同じドメイン内の違うページへのリンクの事です。

これら自分のサイト内にリンクしている、内部的なリンクに関しましては、
なんの問題もありません。出来るだけ沢山のページを作って
一杯リンクし合ってください。

内部リンクでちょっと気をつけて欲しいのは、
同じ内容のページを複数作らないという事でしょうか。

例えば、同じ会社概要のページが、
各ジャンル別の全てのフォルダーの中に入っている、とかはやめましょう。
グーグルに文章の流用(コピー)と判断される可能性があるからです。

で・・・・

問題は、外部への発リンクです。

あなたのサイトから、ドメインの違う、他人のサイトにリンクを貼る時です。

もう昔の話しですが、当時はHPを作ると、
だいたい皆さん「リンク集」なるページをよく作っていました。

そこには、関連会社やら、友人のHPやら、お薦めのHPやらのURLを
箇条書きにし、少しの説明を加えたりして、私のリンク集、みたいな感じで
数100件にも渡るリンクを、自慢げに表示しているHPも沢山ありました。
今は、こういったページはあまり見ませんが。

こういうのは、やめましょう。

例えば今は、他人のページに、リンクを500件張って、いくら？　みたいな
被リンクを引き受けて商売にしている人達が多くいます。

「リンク集」という意味あいが、昔と比べて、かなり変化して来ました。

昔は、「どうよ、私の好きなHPを見てよ！」っう楽しいリンク集だったのですが、
今は、次のSEOの外部要因でもお話ししますが、商売にリンク集を使う時代なのです。

こうした、大量のリンクを引き受けて、被リンク数を増やして
お金を頂いたお客さんのサイトを、グーグルに上位表示させる人達が使う種類の
「リンク集」と勘違いされる行為はやめましょう。

みなさんのページからの、外部への発リンクの数は、出来るだけ少なくしてください。
リンクされる分には、トクは絶大ですが、
リンクする立場には、全くSEO的なトクはありません。

出来れば、１ページ内の外部への発リンク数は、5～6個以内に留めたいものです。

グーグルの解説ページを見ると、発リンクは、
1P中、100リンクを超えないようにしましょう。と書かれていますが、
10以内に収めるのが無難だと思います。

っうか、大事なページからは、外部にリンクしないようにしましょう。(笑)

次回に続く
　
次回は、外部要因をテーマにする予定です・・・・
外部要因と言えば、被リンクです。

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