ある会社様のサイト内検索CGIを作っていて、ふと思ったことです。
サイト内検索の手法には、大きく分けて3種類あると思ってます。
(1)ベタで全HTMLファイルを舐めて検索語を探すタイプのもの。因みに、このタイプは、grep型と呼ばれてたりします。grepとは、LunixとかPerlで、文字列を検索する関数なので、そんな理由からだと思う。
動作が単純なので、比較的にイージーに設置出来ますが、ページ数が多いサイトだと、サーバーへの負荷が問題で、安価な共有サーバーなんかだと、ヘタすると止まってしまいます。200ページ位が限界かな〜。あと、サーバー内に設置するので、CGIやSSI等で生成するページには対応出来ない。
(2)あらかじめ、検索用インデックスを作成しておいて、実際の検索は、このインデックスファイルを検索するタイプ。検索スピードは速いし、サーバーにも重い負荷はかからないし、良い事づくめなんだけど、インデックスファイルの更新が面倒なのと、インデックスファイル内に収容する単語の格納仕様によって、検索の能力が左右する。また、これもCGIやSSI等で生成するページには対応出来ない。
(3)グーグルが無料で提供しているASP「カスタム検索」を利用して、自分のサイト内検索をする方法。設置自体は一番簡単だけど、当然ながら、グーグルにインデックスされてないページは検索出来ない。もちろん相手はグーグルなので、タイトルとかdescriptionメタに気を使わないと、なかなかインデックスしてもらえない。しかも、無料のコースだと検索結果にアドワーズの広告が入ってしまう。広告無しにするには、有料にしなくてはならず、最低、年間100ドルかかる。
まあ、僕の結論的には、(3)番のグーグルの「カスタム検索」の利用をオススメはしています。サイトの内容次第だけどね。理由は、素直にグーグル様の進む方向に同調するのが、長期的にはサイトの認知度を上げる為にもいいと思うし、SEO的にも有利になるだろうから。あとは、CGIやSSIで生成しているページにも有効だから。
ただ、どうしてもグーグルにインデックスされているか、いないかが重要になる訳で、グーグル・WEBマスターツール内のサイトマップのアップ機能を使い倒して、グーグルへのインデックスページを限りなく100パーセントにもっていく努力は、日々必須となるでしょうけど。
以下参考になるサイトです。
※(1)のベタで全HTMLファイルを舐めるもの
http://siriasu.s10.xrea.com/cgi/wsrch/wwwsrch.htm
小さいサイトならこれで充分だと思います。
※(2)のあらかじめ検索用インデックスを作成するタイプ
http://www.kiteya.net/script/msearch/
文字コードの問題にもバッチリ対応してます。
※(3)グーグルの「カスタム検索」の利用
https://sites.google.com/site/howtousesites01/search
これが一番設置はイージーかな。
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