中古ドメインと言うと、
アフィリエイターさん御用達というイメージがどうしてもあります。
まあ、実際そうなんですが。
ただ、これからドメインを取得して、
新しいサイトを立ち上げようとする人にとっても
ドメインの知識として有益なお話しです。
ネット上で、物や情報を販売して、そこからの利益を期待する人がいる。
一方で、欲しい物や情報があって、ネットの検索エンジンで探して
見つかったら買いたいな〜。という購買欲がある人がいる。
これら対極の需要を結び付けるのがグーグルで、
グーグルの検索結果の上位に表示させるスキルがSEOで、
SEOに有利だとされているのが、中古ドメインです。
要するに・・・・
販売者や情報提供者が、サイトを新しく立ち上げようとする。
発信者にとっては、今まで全く誰も使ってなかった、
無垢の白ドメイン?にするよりも、
過去に使われた経緯のあるドメインを使用した方が、
グーグルで上位表示されるみたいですよ。
と言う事です。
では、どうして中古ドメインは、SEOに有利と言われているのでしょうか?
グーグルの上位表示の要因の中には、被リンクの数と、ドメインの古さ、
があるといわれています。
ただし、グーグルがその有利値を公表している訳ではありません。
あくまでも、色々テストしてみると、どうもそうらしいぞ、との推測です。
被リンクとは、自分のサイトに、他のサイトから張られているリンクの事です。
被リンクの数が多いい程、このサイトは人気があるサイトなんだ、
と判断されて上位表示される確率が高くなる。
ドメインの古さとは、ドメインの歴史が長くなる程、
信頼性が高いサイトだと判断され、これも上位表示の要素となる。
とされています。
ちなみにグーグルが採用している検索結果の表示順のアルゴリズムでは、
データマイニングとして、1998年にSergeyによって提案された
サーチランキングを付ける方法「ページランク」がベースになっています。
データマイニングを勉強してみるのもいいかもしれません。
●中古ドメインの具体的な探し方
では、中古ドメインって、どうやって見つければいいのでしょうか?
※ 中古ドメインを専門に販売している業者がいます。
「中古ドメイン 販売」とググれば、沢山の業者が出てきます。
中古ドメイン販売業者から購入する場合の特徴としては、
彼らも商売なので、それなりのプレミアが付いていて高価です。
被リンクが数100付いているもの、グーグルのページランクが高いもの等、
それなりに、魅力的な中古ドメインが多いいです。
ただ、業者にもよるのですが、
業者自身の持つサイトから沢山のリンクを張ったりして、
被リンク数を増やしたり、ページランクを故意に上げたりしている
作為的なドメインも少なくありません。注意です。
※ 自分で中古ドメインを探す。
自分でも、中古ドメインを探す事は可能です。
自分で探せば、「お名前.COM」や「バリュードメイン」等の国内のレジスターで
普通の価格で、中古ドメインを購入することもできます。
▼サイト例1
http://www.expireddomains.net/
このサイトでは、ドメインの有効期限が過ぎた直後のドメイン、
今日、もしくは明日、有効期限を向かえるドメインを見つける事ができます。
上のリンク帯の
「Deleted Domains」で、有効期限が過ぎた直後のドメイン、
「Expired Domains」で、今日もしくは明日、有効期限を向かえるドメイン、
を探す事ができます。
オススメは、
「Deleted Domains」で、有効期限が過ぎた直後のドメインを見つけて、
「お名前.COM」や「バリュードメイン」といった身近な、
日本語で契約できるレジスターで、取得する方法です。
この方法ですと、普通の安価な値段で、中古ドメインを取得できます。
ちなみに、有効期限が過ぎてないと、「お名前.COM」や「バリュードメイン」と
いったレジスターでは、購入ができません。
(現在、このドメインは使われています、という表示になってしまう)
注意事項としては、有効期限が過ぎた直後のドメインを取得した場合は、
ドメイン所有の空白の時間が出来てしまうので
出来るだけ早く、サイトを立ち上げる事をオススメします。
このサイトの「Expired Domains」の活用法としては、
あらかじめ、本日中に有効期限をむかえるドメインを調べて、
有効期限が切れた明日に、素早く希望のドメインを手に入れるようにします。
ただ、有効期限が少しでも過ぎたドメインを、
「お名前.COM」や「バリュードメイン」で取得した場合、
どうしても、ドメインの「Creation Date(初期登録年月日)」が
新しく取得した日にクリアされてしまいます。
では、有効期限が切れる前のドメインを手に入れるには
どうしたらいいのでしょうか?
▼サイト例2
http://www.godaddy.com/
ここは、アメリカの有名なレジスターです。
ここでは、有効期限が切れる前のドメインを取得する事ができます。
上の緑のリンク帯の右端の「Auctions」をクリックしてみてください。
実に沢山の「有効期限が切れる前のドメイン」が表示されます。
右の「Time Left」が、有効期限が切れる残り時間です。
ドメイン文字列や、残り時間や、被リンク数、価格等で、検索も可能です。
プレミアの付いた高価なドメインもありますが、
1000円前後の安価なドメインもたくさんあります。
有効期限が切れる前の中古ドメインが、選り取り見取りで手に入ります。
●中古ドメインの信頼性
ところで、上記のように苦労して見つけた中古ドメインですが、
果たして、本当に、SEOに有利なのでしょうか?
以下は、私の個人的な感想です。
ハッキリ言って・・・・・
有利だとも言えるし、そうとも言えない。(笑)
グーグル様の日夜進化続ける検索アルゴリズムの内容は
完全にブラックボックスになっています。
こうすれば、順位が上がる、という明確な解答は闇の中です。
色々なSEO会社が、日々テストを繰り返し、
もしかして今日はこうかな? でも明日はどうだろう? と
永遠の推測を続けているのが現状です。
私的には・・・・・
2010年12月、グーグルのエンジンを使用する前のヤフーにおいては
中古ドメインの威力をかなり感じていました。
その当時は、被リンク数が多く、歴史が長い中古ドメインでサイトを作ると、
全く新しいドメインのサイトよりも、アッという間に順位が上がっていました。
もちろん、今現在のグーグルにも、それなりの中古ドメインの威力は感じます。
ただ、キーワードの競争環境や、サイトの内容にもよるのですが、
全く無垢の新しいドメインを使用しても、ス〜と上位に表示されたりもするのです。
また、サイトを新しくした途端に、せっかく購入した中古ドメインに元々付いていた
古い被リンクが全て消されてしまった、なんて経験もあります。
よく、中古ドメインの過去のサイトと同じジャンルで
新しいサイトも作った方がいいよ、という人もいますが、
全く違うジャンルのサイトにしても、過去の被リンクがそのまま何年も
残っているケースも多々あります。
結論としては・・・・
「中古ドメインは最高!」とまでは明言できません。(笑)
しかし、今でも、な〜んとなく効果はある感じがしています。
私の場合、新しいドメイン7、中古ドメイン3、位の取得率でやってます。
それと、これは重要なんですが、中古ドメインを購入する際には必ず、
その中古ドメインの過去の使われ方を調べた方がいいと思います。
今まで、全くインデックスされなかった、涙の中古ドメインもありましたので。
(3つあった、トホホ)
特に、アダルト系や犯罪系だったサイトはヤバいです。
ちなみに、過去の中古ドメインの状況は、以下で調べられます。
▼サイト例3
http://archive.org/
上中央のフォームに、調べたいURLを入れて「Take Me Back」をクリックします。
関係ないけど、Take Me Back ってなかなか良い表現ですよね。
私を過去に連れて行って? みたいな?(笑)
あと、よっぽどの事がないとブラックリストには載らないですが、
取得した後にでも、下のサイトで調べてみてください。
▼サイト例4
http://www.aguse.jp/
一番下の「その他の情報」で、いくつかのブラックリストへの
掲載状況が分かります。
ほとんどの場合の、判定結果は、水色の「○SAFE」だと思うのですが、
まれに、赤字の「レCAUTION」が表示される事があります。
現実として、中古ドメインを使う時のサーバーのほとんどは、
安価な共用サーバーだと思いますので、送信者ブラックリストに
IPベースで1つくらい「レCAUTION」があっても問題はないでしょう。
共有サーバーのSMTPは、年に数回はブラックリストに載ったりしますので。
(日数が経過すれば消える率が高いです)
気を付けなければいけないのは、一番下の「Google API」系でしょうか。
ここに「レCAUTION」が付いたドメインは、たとえ購入した後でも
いさぎよく諦めて、使用をストップした方が無難だと思います。
いつまで経っても、グーグルにインデックスされない。ど〜して?
なんて事になりかねないので。
PS.
ニュースでも言われてますが、
2011年には既に小学校で、2012年には中学校で、そして、2013年に高等学校で、
ヒップホップダンスが体育の教科で、なんと「必須科目」となります。
いい迷惑だわな〜、と感じる生徒も沢山いるんではないでしょうか。苦笑
教育庁というか文部省? どうなっちゃたのかしらね。
でも、必須科目となってしまったら拒否する訳にもいかなしい。
といって、学習塾を無視して、ダンススクールに通う訳にもいかないし。
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