●日本語URLの効用

日本語URLというのは
URLの文字列の中に、日本語を入れる、という意味です。
 
例えば・・・
 
「私の妻はとても綺麗な女性」という文章を例にすると。
 
※ドメイン自体を日本語にしてしまう
(例) www.妻はとても.com
 
※サブドメインを日本語にする
(例) 私の.abcd.com
 
※フォルダ名を日本語にする
(例) www.abcd.com/綺麗な/
 
※ファイル名を日本語にする
(例) www.abcd.com/abcd/女性.html
 
そして、その全てを日本語にすると・・・・
(例) 私の.妻はとても.com/綺麗な/女性.html
 
となる訳です。
 
日本語URLにする事によって、どんな効用があるかと言うと。
 
一年位前の日本語ドメイン全盛期よりは効力が落ちたとはいえ、
現時点(2013年春)でも、SEO的には、まあまあ有効に働くからです。
(まあまあ、とは絶対ではないが、という意味)
 
例えば、
ドメイン、サブドメイン、フォルダ名、ファイル名に「ダイエット」を使うと、
「ダイエット」というキーワードで検索された時に、
上位に表示されやすく、なるようです。
(なるようです、は確実ではないという意味)
 
また、検索結果ページにも、検索キーワードと合致した
日本語URLは、太文字で表示されます。
 
だいたい、Google様が検索順位を決定する要因は、
巷では、200位はあるんじゃないかと言われてます。
 
私自身は、せいぜい20位だと思っているのですが。
本当に200もあるんですかね?
 
URLの文字列の中に日本語が入っていて、
それが検索キーワードと合致するという要因は、その200の内の一つです。
 
また、「ダイエット」等のビックキーワードであれば
競争もかなり激しいので、URLに日本語が混じっていても、
それほどの上位表示の要因にはならないと思います。
 
では、日本語URLの効力の出やすいキーワードはと言うと、
私の微力かつアホな経験と実験によれば、
小さいキーワード、なのかな〜、と思っています。
 
小さいキーワードと言うのは、ビックキーワードに対して、
スモールキーワードと呼ばれるような、検索数が少ないキーワードです。
 
例えば、YahooやGoogleで検索した時に、「ダイエット」ですと
右上の検索窓の下辺りに、「約298,000,000件」と、
ヒットしたページ数が表示されます。
 
その数字が、100万件以下(999,999件以下)のようなキーワードです。
 
このスモールキーワードに対して、日本語URLを使うと
SEO的には、まあまあ有効に働く
ように感じています。
(何回も言いますが絶対ではありません)
 
特に、アフィリエイトをされている方には、
日本語URLは、試してみる価値はあると思います。
 
企業のHPの中でも、どうしてもアクセスが欲しいページには、
日本語URLを使ってみてもいいかな、と思います。
 
日本語ドメインを取得しなくても、とりあえず、
サブドメインとか、index.html が置いてあるフォルダ名を
日本語にしてみるとか。
 
ただ、日本語URLに対応しているサーバーと、
対応していないサーバーがあります。
 
また、インターネットのURLは、原則、8ビット文字しか使えません。
(8ビット文字とは、abcdとか、1234とか、半角文字の事)
 
特にドメインに使える文字は、
abcd・・、1234・・の半角英数字と「-(ハイフォン)」に限られています。
 
では、どうやって、16ビットの日本語を使用可にしてるかというと、
Punycode変換」というのを使って、裏で、技術的に、
16ビットの日本語を、8ビット文字に変換しているのです。
 
「Punycode変換」というのは、16ビットの日本語を、どうにかして
インターネットで使えないだろうか、という苦肉の策なんです。
 
この「Punycode変換」を使って、日本語URLは実現できます。
http://punycode.jp/
 
ただし、日本語URLは、お使いになっているサーバーやブラウザに依存します。
ブラウザに関しては、最新のものを使用すれば大丈夫です。
サーバーに関しては、サーバー会社のQ&A等を見てください。
 
フォルダ名や、ファイル名に関しては、
「Punycode変換」を使わなくても、日本語でOKのサーバーもあります。
http://www.tsunetoshi-tanaka.com/綺麗な/女性.html
 
日本人だけを対象にしている、サイトやブログへのアクセス増には、
日本語URLは、一つの手段として活用出来ると思います。
 
 
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(2013/04/24記)
 
 

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