※3/1から、グーグルの「プライバシー・ポリシー」が変わった。
民放のニュースにもなったし、ネットでも反響を呼んだ。
http://www.google.co.jp/intl/ja/policies/privacy/
簡単に言うと、全てのサービスで収集したアカウント(使用者)の情報を
一本化して、グーグルの全サービスに利用する。という内容。
う〜ん、これって良い事なのか、悪い事なのか。
アクセス者の属性や個人情報、ログ情報を、全てのグーグル内で
これからは、使い回しますよ、という宣言だ。
パソコン内にひっそりと生み落とされるクッキーから得る情報はもとより、
僕達が日常に使用している固有のアプリケーション番号まで
グーグルは察知して利用している。
※これに即座に反撃したのが、マイクロソフトの「Gmail man」
http://www.youtube.com/watch?v=TDbrX5U75dk
この映像を見ると、相当にグーグルを酷評風刺している。
ただ、考えてみると、もともと、昔から通信に機密性など無い。
人が人に情報を伝えようとすると、そこには、
情報を伝達する為の、プロトコルと媒体が、必要不可欠になってくる。
敵の襲来を察知したインデアンが、遠くの仲間に「のろし」で
非常事態を伝えようとした時代には、「のろし」の煙の数や間隔が
プロトコルだし、空気や風が媒体となる。
電波は、マックスウェルの電磁方程式が示すように
電界と磁界の連鎖が媒体で、AMやFMやCWといった変調がプロトコルだ。
今のインターネットは、パケット伝播のhttpやftpがプロトコルで、
電線や光ケーブルや無線が媒体となっている。
これら媒体は、昔から、ある特定の人達に監視されている。
空中を飛び交う電磁波は、全ての周波数が傍受されているし
現代のインターネットも、以下のような施設で監視下に置かれている。
※エシュロン
http://ja.wikipedia.org/wiki/エシュロン
※カーニボー
http://wired.jp/wv/archives/2000/07/12/fbiの電子情報盗聴システム『カーニボー』/
少し話しはそれるけど・・・・・
生命保険などに加入すると分かる。
今は昔のように捺印が不要になっている。
車の免許書や、健康保険証のナンバーを申込書に書くだけで
本人の確認が取れてしまうのである。
要するに、僕達の公的な情報は保険会社に筒抜けなのだ。
僕は実験してみようかな、と思う。
例えば、プルトニウムの入手を匂わすようなメールを
特定の人(嫌な上司でもいい)に出し続けてみる、とか。
まあ、ネットもグーグルも使わなければ、リスクもないんですけどね。
PS.
たまには、こんな知的武装も必要かもしれません。効率的に生きる為に。
あの「任天堂DS・脳を鍛える」で一世風靡した
川村明宏さんのベストセラーを2つ。
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