昨今の回線状況は、ほぼ光。なので、有難いことに、
昔ほどにはWEBページの表示速度を真剣に考える必要はなくなってきた。
つい数年前までのHP制作は、
大きな画像はテーブルのTR/TDタグで切り刻んで表示したり、
裏で何枚もの画像をダウンロードする大掛かりな
ロールオーバーには結構気を使った。
だから、光以前には特に、
「PageSpeed」や「YSlow」(※欄外注)といった、
WEBページの表示速度をオブジェクト単位に細かく計測してくれる
ページ表示速度改善ソフトには大変お世話になった記憶がある。
今では、よっぽど凝った作り方をしない限り、
WEBページの表示速度を気にすることもないし。
ただし、光の出現によって、WEBページの作り自体の表示速度に
あまり気を使わないで済むのはいいんだけど、
HPデータを格納するサーバーの反応は、今でもかなり気になるところだ。
結局のところ、大きな組織で使うサーバー以外は、
現実には、安くて多機能、庶民の味方。
共有レンタルサーバーに落ち着くんだと思う。
で・・・。数ある巷の安価な共有サーバーのレポートです。
現実に僕が日々使い倒して、
国内のトラフィックを徘徊しまくっている個人的な使用感です。
まずは、ロリポップ編。
僕が契約してるのはロリポップの「ロリポプラン」。月額250円、容量50GB、
マルチドメインは50個まで。初期費用は通常1500円だけど、
引越しを条件に初期費用半額セールもよくやってます。
CGIも使えるし、WordPress等のCMSプログラムも、MySQLも標準完備。
今だからこそ、月額250円でも多機能が普通になっちゃったけど、
数年前までは、マルチドメインが50個なんて考えられなかった。
ありがたい時代です。ちなみに追加ドメインの領域は、
メイン契約の領域内に下層フォルダーとして付与される。
ロリポップは、フォルダーごとのFTPアカウントは設定出来ません。
まあよくあるタイプです。
機能的には、普通、ロリポップのクラスで全く問題は無いと思う。
容量だって、現実に50GB目一杯使う人はまずいないでしょうし。
問題はサーバーの実用的なスピードですね。
正直、数年前のロリポップの評判はあまり良くなかった。
その主な理由は、安価なサーバーが必然的に抱えるトラフィックの重さ。
特に夜間のアクセスが重なる時間帯になると、
サーバーの反応が極端に鈍感になっていた。
少ない予算ほど、引き回す回線や機材にお金が回らないのはしょうがない。
でも、最近のロリポップに、僕自身は多くのストレスを感じたことはない。
僕がUPしているデータは普通のHTMLとそれに内包するJPG画像くらいで、
せいぜい簡単なJAVAやCGIが載るくらいのもの。
WordPressをガンガンに動かしたりの高負荷な使用はしてないけれど。
とりあえず、容量100MBのPDFファイルをロリポップのサーバー上に置いて、
HTTPでブラウザ(IE)表示までの秒数と、
FTP(FFFTP)でダウンロードした秒数を記載しておきます。
ブラウザのキャッシュを削除してからのテスト、時間帯は夜の8時台です。
これから徐々に、ロリポップ以外の
他の主要な国内サーバーも同条件で比較テストしてみますので、
ザックリしたスピードテストにはなると思います。
因みに、使用プロバイダーは「インターリンク」。
回線は、フレッツ光ネクストのマンションタイプです。
★ WEBページ表示速度改善ソフト
※PageSpeed(Google Developersのサイト版)
※YSlow(Firefoxのアドオンソフト)
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安価でも、まあまあコストパフォーマンスの高い
共有レンタルサーバーのオススメ【ロリポップ】
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